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ダーウィンの日記1832年9月14日 [ダーウィンの日記(I)]

1) ブログ "だーうぃんのにっき(I)" はアーカイヴです。

これには、ダーウィンの日記のうち、前書き部分と1831年10月24日から1832年9月14日までの、日数にして327日の分(記事のない日も1日と数えて)とを何日かずつまとめて収録しています。

2) 1832年9月15日以降1834年12月31日までの分はブログ "だーうぃんのにっき(II)" の方で取り上げており、これもアーカイヴです。

3) 1835年1月1日以降の事、そしてダーウィンがイングランドのファルマスで下船しさらに続いてビーグル号の任務が完了する日までの日記については "だーうぃんのにっき(III)" で扱っています。



ダーウィンの日記(バイア・ブランカ)

cdarwin.jpg

[日記仮訳]

(1832年9月)14日[1831年12月27日に英国プリマスを出発してから8ヶ月と18日後]

パタゴニアでの9月を、私が英国にいるのとすっかり同じ仕方で過ごしている。つまり狩猟だ。しかしこの場合は船の仲間に新鮮な食料を提供していることを知るという余分の満足感がある。
今日、もう1頭のシカとアグーチまたはテンジクネズミを仕留めた。後者は20ポンド[トロイポンド;7.5kg]よりも重くて、私が味わったうちでも最良の肉を持っていた。

銃で狩りをしながら私は内陸に何マイルか入って行った。土地の一般的な特徴は同じようであり波打つ砂の平野が粗い草本植物によって覆われていて、これはさらに広がるにつれてより平坦になるのである。いくつかの谷の底はクローバーで緑になっている。これらを注意深くかき分けて覗きながら獲物を撃つのである。
もしシカが人間が直立していないところを見ると、それはその人間が何ものであるかを知りたいという飽くことなき好奇心を持つのであり、そういうことに乗じて、何度か私はそれらが驚いて逃げないうちに銃を撃ったのであった。

[天候]
1832年9月14日正午の天候:
風力0、青空、雲、気温摂氏13.3度、水温摂氏11.1度。

地図表示におけるマップポインターについての一般的注意: 緑色のマップポインターが筆者(ブログ作成者)の意図する地点を指しているものです。
このブログを書いている段階ではもともとは"A"のマップポインターにより筆者(ブログ作成者)の意図する地点を表示しておりました。その後2009年半ば近くになり、Google Mapsのソフトウェアの仕様が変化して "A"のマップポインターが自動的にその図において代表的な地点を示すものとして付加されるものとなり、筆者が意図する地点は緑色のマップポインターが示しているという形になりました。この場合"A"の地点は一般には(たまたまの一致を除けば)記事とは無関係なものとなっております。 ブログ記事アーカイヴにおいて気の付く限りマップポインターへの言及を修正しつつありますが、全てにはまだ手が回らないので、過去記事をお読みいただくときは地図表示のマップポインターに留意されたく思います。念のために繰り返しますと、のマップポインターが筆者の意図するものです。


[地図]"Wells—Anchorstock Hill" (ビーグル号の停泊した地点)..

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[日記原文]
14th
I am spending September in Patagonia, much in the same manner as I should in England, viz in shooting; in this case however there is the extra satisfaction of knowing that one gives fresh provisions to the ships company. —
To day I shot another deer & an Agouti or Cavy. — The latter weighs more than 20 pounds; & affords the very best meat I ever tasted. — Whilst shooting I walked several miles within the interior; the general features of the country remain the same, an undulating sandy plain covered with coarse herbage, & this which as it extends, gradually becomes more level. — The bottoms of some of the vallies are green with clover: it is by cautiously crawling so as to peep into these that the game is shot. —
If a deer has not seen you stand upright; generally it is possessed with an insatiable curiosity to find out what you are; & to such an extent that I have fired several times without frightening it away. —

["ダーウィンの日記(I)"について]
ここで扱っているのはダーウィンがビーグル号で航海に出る直前と航海中の時期の日記のうち、1831年10月24日から1832年9月14日までの分の記事です。訳文は私的な研究目的に供するだけの仮のものです。普通は全文を訳します。
[日記原典] "Charles Darwin's Beagle Diary" ed. by R.D.Keynes, Cambridge U.P., 1988.


なお、このアーカイブの冒頭部は以下のページです..
http://saltyfumi.blog.so-net.ne.jp/1831--12-16_0

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